病院の特色

信頼できる、安らげる―そんな病院であるために

千船病院は1958年に千船診療所として発足しました。以来、幾度の増改築を経て現在は21の診療科、308床の病床を有する地域医療の中核を担う総合病院として活動しています。
「いつもの暮らしの中で高度な医療を受けていただこう」と時代に沿った多くの最新医療設備・機器を取り入れ、またICU（集中治療室）やNICU（新生児集中治療室）などの高度な設備も充実させながら実績を積んで参りました。

医師の働き方改革に向けた多職種によるチーム医療

厚生労働省の医師の働き方改革の方針により、当院では医師の承認のもと下記の業務を多職種にて行っております。

各職種の主な業務はこちら

高度でありながら、きめ細やかな医療・看護を提供

病院機能評価

千船病院は、医療の質の向上及び患者さまへのサービス改善を目的とした公益財団法人日本医療機能評価機構による第三者評価を受け、急性期医療を中心に地域医療を支える基幹的病院としての基準を満たしていると認定されています。

かかりつけ医と手を結び地域医療を守る

地域医療支援病院

千船病院は、2020年3月、大阪府知事より「地域医療支援病院」の承認を受けました。地域のかかりつけ医等を支援するため、診療所や病院の先生方と円滑な連携を行い、継続性のある適切な医療の提供や重症患者の受け入れを通して地域の医療を守ります。

地域の医療機関から紹介された患者さまへの医療の提供

初診の患者さまは、診療所や病院からの『紹介状』をご持参下さい。紹介状には、患者さまの治療経過や服用されているお薬の内容が書かれているため、紹介状の内容をもとに継続性のある適切な治療を行うことができます。

充実した救急医療の提供

休日や夜間も含め、急病など緊急の場合には24時間体制で診療します。

地域の医療機関との医療機器・病床の共同利用

地域の診療所や病院から紹介された患者さまが入院された場合、当院の担当医師と紹介元の医師が共同で診療にあたることができます。

資質の向上を目的とした地域の医療従事者への研修の実施

医療従事者向けの勉強会や症例検討会を実施しています。地域の診療所や病院など多くの医療従事者の皆さまと情報交換を行い、相互に医療の質の向上を目指しています。患者さんにより良い医療環境を整えることができるよう努力しています。

開放型病院

地域のかかりつけ医に院内の診療機能や設備を開放している病院のことを言います。地域の診療所や病院の先生方と千船病院が連携し、患者さまに継続性のある医療を安心して受けていただくためのシステムです。患者さまは日頃から慣れ親しんだかかりつけ医と一緒に診てもらうことで千船病院でも安心して治療を続けることができます。

休日・夜間を問わず、救急体制も万全

大阪府 二次救急告示病院

千船病院では、救急告示病院として救急隊からの救急搬送を積極的に受け入れています。また、内科・循環器科・外科・小児科・産婦人科などを中心に24時間365日地域の診療所や病院からの急病患者さまの受入依頼にも対応できる診療体制を整えています。

きめ細やかな対応によるがん医療の充実をめざして

大阪府がん診療拠点病院

大阪府からの指定を受けがん治療の水準向上に努めるとともに、緩和ケア・在宅医療の支援・がん患者とそのご家族などに対する相談支援といった地域におけるがん治療の充実に努めています。

明日の医療を担う若き医療人の技術と心を育てる

臨床研修指定病院

大学を卒業し国家試験に合格した医師が臨床医として自立するためには、厚生労働省が定める2年間の臨床研修を修了しなければなりません。厚生労働省が定める臨床研修制度は、臨床医として基本的・総合的な診療能力を習得させること、医師としての人格を養い育てることを目的としています。このような臨床研修を行う病院として、千船病院は厚生労働省の定める臨床研修病院に指定されています。病院は医療を提供する場であるとともに、医療を提供する人材を育てる場でもあります。明日の医療を担う若き医師の技術と心を育てることは、教育としての役割を担う当院の使命です。医師だけでなく、全職員が学び成長する環境を整えることで、医療レベルを高めることを当院は目指しています。

充実した周産期母子医療体制

大阪府 地域周産期母子医療センター

NMCS（新生児診療相互援助システム）、OGCS（産婦人科診療相互援助システム）の基幹病院として、大阪府内での患者搬送先の選定に困ることがないよう広域から小児・産婦人科の救急患者さまを受け入れています。

病院からの地域への情報発信

患者さま向けの講座やイベントの開催

「健康講座」「糖尿病教室」「両親学級」など、千船病院の医師や看護師、管理栄養士などが講師となって、患者さま向けの講座を実施しています。また、その他にも夏と冬の2回、主に入院中の患者さま向けのイベントとしてコンサートなども企画・実施しています。

介護福祉施設との連携推進のために

高齢社会が進展していく中で、医療施設と介護福祉施設との連携は欠かせないものとなっています。千船病院は系列施設である介護老人保健施設「ユーアイ」をはじめ、多くの介護福祉施設と協力しながら、ご利用者のニーズにお応えしています。

新たな時代の看護ケアを実践

外来・病棟・地域との連携を密に行い、安全管理の徹底を心がけ、継続した看護の実践に取り組んでいます。（看護方針）

• 人々を全人的に理解し、個々のニーズにあった看護サービスを提供する。
• 医療チームにおける他業種の専門性を理解し、業務を遂行する。変化する社会に対応できるよう、専門職としての研鑽と人間性の向上に努める。
• 教育環境を整え、後継者を育成する。

多様な広報活動の実施

当院職員による病気に関連した記事や病院の情報、患者さまのトピックスを掲載した広報紙「いりょうのひろば」を常時、総合受付・外来・病棟の各カウンターに置いています。

当院についてトップに戻る