2021.12.20
第31回 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 in 高松(2021.11.12-13)に参加してきました
第31回 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 in 高松(2021.11.12-13)に参加してきました
ここがポイント
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日本呼吸ケア・リハビリテーション学会ってどんな学会?
医師に限らず、歯科医師・看護師など多職種から構成され、呼吸ケアや呼吸リハビリテーションに関する多職種の交流の場となっている学会です。
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呼吸器診療における多職種連携
医師だけでなく看護師、理学療法士、薬剤師、管理栄養士等の各専門職の力を結集することが良質の診療に繋がります。
1日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会は、多職種からなるチーム医療による全人的なアプローチの必要性を踏まえた呼吸ケアおよび呼吸リハビリテーションに関する医学医療の発展に大きく貢献することを目的としています。この学会の特徴は、会員が医師・歯科医師・看護師・保健師・理学療法士・作業療法士・臨床工学技士・栄養士・薬剤師・放射線技師・臨床検査技師・言語聴覚士・介護福祉士・その他の関連職種従事者等から構成され、これら会員相互の交流の場になっていることです。
この度、本学会シンポジウム “スペシャリストの技と多職種連携” で講演を行ってきました。
2包括的呼吸リハビリテーション
“呼吸器診療における多職種連携としての医師の役割”というテーマで講演を行い、“包括的呼吸リハビリテーション”と“安全な減量・代謝改善手術について”における呼吸器内科医師の役割について講演を行いました。病院内には医師だけでなく看護師、理学療法士、薬剤師、管理栄養士等の各分野のエキスパートを配置しており、各専門職の力を結集することが良質の診療に繋がると思います。医師に求められる仕事には自分の専門分野の診療や病状説明に加え、患者さまへの治療において主治医・担当医としてリーダーシップを発揮しコメディカルらの各エキスパートの能力を活かしてコーディネートを行い、良い診療体制を作る役割もあると考えます。
3肥満患者に多く合併する閉塞性睡眠時無呼吸症の改善を踏まえた安全な減量・代謝改善手術
また、“呼吸器診療における多職種連携としての医師の役割”の中でも触れた米国google社がまとめた最高のマネジャーになるための8つの習慣(プロジェクトOxygen)はチーム診療を行う医師には必要な要素です。当院の減量チームにおいても医師がリーダーシップを発揮し、看護師、管理栄養士、理学療法士、減量コーディネーターらの各専門職が各々の能力を生かすことにより安全な減量・代謝改善手術を行えます。また結果として、術後の体重維持につながります。
また、減量手術を行う患者さまに対して、併存する閉塞性睡眠時無呼吸症等の睡眠呼吸障害に対してCPAPなどの非侵襲陽圧呼吸器管理とともに日常における食事管理、運動習慣の確立などの行動変容を起こすことにより、糖尿病、高血圧、高脂血症など生活習慣病の改善や、循環器疾患・脳血管疾患への予防につながる医療の提供を目指します。
関連診療科ページ
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- 呼吸器内科|大阪 千船病院
- 糖尿病・減量外科|千船病院【大阪市西淀川区】