2021.03.15
鼠径(そけい)ヘルニア・虫垂炎|小児外科専門外来
小児外科の専門医による外来を行っています
ここがポイント
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小児で外科の手術?
千船病院はお子様の入院・手術にも安心の環境
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お子様が鼠径ヘルニア、虫垂炎等になった場合でも安心
身体に負担が少ない、腹腔鏡で創(きず)が小さな手術が可能
1小児で外科の手術?
「子どもで外科の手術?」
滅多にない大変な病気だから専門の大きな病院へ行かなければならないとお思いの方も多いのではないでしょうか?
確かに成人とは異なり、小児で手術が必要となる病気はそれほど多くはありませんが、いざお子様が入院されるとなると、入院先となる病院の環境も心配になりますよね。当院は新築移転して4年目を迎えますが、移転に際しては以前より力を入れていた小児疾患の対応をさらに充実させるため、小児専用の入院病棟を整備し、入院されるお子様やご両親に安心して治療していただける環境を整えました。また手術中の麻酔に関しても専門の医師が常勤し、対応するようにしています。
2お子様が鼠径ヘルニア、虫垂炎等になった場合でも安心
お子様で手術を行う必要がある病気の中でも比較的よくある鼠径ヘルニア(いわゆる「脱腸」)や虫垂炎(いわゆる「盲腸」)などに関しては、遠くの大きな専門病院に行かなくても安心して手術を受けていただける環境を整えています。
最近では、虫垂炎はほとんどの症例を腹腔鏡(カメラ)を用いて手術を行っています。おへその他に7mmほどの小さな穴2カ所から専用器具を挿入して行うため、ほとんど創(きず)が目立ちません。鼠径ヘルニアは鼠径部のシワに隠れるように約1〜2cmでの小さな傷が1カ所で手術を行っています。
今年に入ってからは小児外科の専門施設でもある高槻病院(系列病院)から専門医師の応援を受け、小児外科の専門医外来を週1回行うなど、医師の体制も強化しています。
今後は当院でも腹腔鏡下の鼠径ヘルニア手術を日帰りでも受けていただけるようになります。残念ながら当院で対応が難しい症例については、高槻病院にお願いすることになります。
お子様の手術に関するご相談があれば、お気軽に受診いただければ幸いです。
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