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2024.08.28

西淀川地区の皆様から愛される放射線科を目指して!(CT装置の紹介)

西淀川地区の皆様から愛される放射線科を目指して!(CT装置の紹介)

ここがポイント

  • 最近のCT装置はすごいんです!

    短時間(撮影時間数秒)で全身の様々な病気やケガなどをあらゆる断面から観察できます。

  • 当院のCT検査は安全・安心です

    しっかりトレーニングを行った放射線技師が適切に管理された高機能なCT装置で検査を行っています。

目次

1最近のCT装置はすごいんです!(CT画像)

最近のCT装置はすごいんです!(CT画像)

千船病院 放射線科では西淀川地区の皆様から愛される放射線科を目指し、患者さまへ安全・安心で質の高い医療の提供を心掛けて日々精進しております。

当科ではCT装置、MRI装置、RI装置、マンモグラフィ装置など高機能な装置が稼働しておりますが、今回はそのうちの看板装置の一つであるCT装置の紹介をさせていただきます(その他の装置は是非、ホームページでもご覧ください)。

当科はCanon社製(キャノン)のCT装置が稼働しております。CT検査は体に影響のない程度の放射線を用いて、短時間(撮影時間数秒)で全身の様々な病気やケガなどをあらゆる断面から観察でき(写真①、②)、現在の医療では欠かせない医療機器となっております。

2心臓CTの画像です

心臓CTの画像です

特に近年では、装置の進歩により頭部や心臓などの詳細な血管の評価が可能となりました。以前であれば入院し、太ももや手首の太い血管(動脈)からカテーテルを挿入するカテーテル検査が一般的でしたが、カテーテルを使用せず外来でのCT検査にて詳細な血管を写すことが可能となりました。

写真③は心臓の血管(冠動脈)を写した画像です。この冠動脈が細くなると、息切れや胸の痛みなどの症状がおき、狭心症と呼ばれる状態となり、放置すると心筋梗塞(冠動脈が詰まり血液が流れなくなり心臓が正常に動けなくなる状態)となる可能性があり、非常に危険です。この病気をいち早く発見するため、当院では心臓CT(検査時間20分程度)を外来検査で提供することを可能としております(医師の判断で当日検査も可能です)。

検査は10分~15分程度上向きでじっとしていること、約10秒間の息止めが必要なこと、静脈への造影剤の注射(50mL~80mL)が必要なこと、脈拍を抑えるお薬や血管を広げるお薬(いずれも飲み薬で1~2錠、不要な場合もあります)を飲んでいただく程度です。

息切れや胸の痛みが気になられている場合はかかりつけ医師に相談していただき、検査が必要な場合は装置がしっかりと管理できている千船病院 放射線科での心臓CT検査をお勧めいたします。

3当院のCT検査は安全・安心です

当院のCT検査は安全・安心です

今回ご紹介させていただいた心臓CT検査(その他のCT検査も含めて)は、撮影に高度な技術が要求されますが、しっかりトレーニングを行った放射線技師が適切に管理された高機能なCT装置で検査を行うため、安心して検査を受けていただくことが可能です。また、CT検査は放射線被ばくを伴いますが、放射線被ばくの量を少なくするために放射線技師が定期的に管理を行い、日々改善をしております。

今後も西淀川地区の皆様に愛されるよう“安心・安全で質の高い検査提供”を目指して科員一同で精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。次回はMRI検査の紹介をさせていただきます。

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